コラム
BEAMSスタッフが特別公開!マイスタイルを叶える暮らし方
9月29日(土)13:45〜14:35 相田高史さん
9月30日(日)13:45〜14:35 安武俊宏さん
今回のEXPOのトークセッションでは、毎日の暮らしをどう楽しむかという切り口でbon ponさんのようにファッションと住まいに共通点を見いだすことができました。ここではセレクトショップブランドBEAMSのスタッフが自宅でのモノとスタイル、そしてデザインへの想いについて、COWCAMO(カウカモ)編集長 伊勢谷亜耶子さんの進行で語ってくれました。
大好きなモノに囲まれて暮らしたいという相田さんは、施主支給で苦労されたお話しが印象に残りました。
集めたのは、家具はもちろん、タイルやスイッチ、水栓、ドアノブといったものまで・・・。
「工期は待ってくれないので毎朝4時までかけてネットで探したり。部材を引き取って運び込むぶのも大変でした」
もちろん都度支払が必要なので、「バイクを売って水栓を買いました」なんて涙ぐましいことも。
そういった苦労を楽しめる方、勉強になると思える方にはオススメです。
逆目が美しいジョージ ナカシマの椅子や松崎修さんの工芸を愛でるために間取りも変える工夫や、インテリアは鉢と植物の組み合わせを楽しむといった考え方が随所に光るお宅は、「BEAMS on Life」「BEAMS At Home」のほか、cowcamoの「Beams Living Style 002」にも詳しく掲載されているのでぜひご覧下さい。
モノを雑多においても絵になる、つまり、自分の愛用品がなじむ空間にすることが大事です。とくにアンティークやビンテージがお好きなら、ツルツルのフローリングや壁紙では映えません。
RCの天井をスケルトンにして高さを稼いだ上で、目線より上にモノを置かないとか、目線を遮るものを除くと開放感が出るという工夫も。
ただ伊勢谷さんはプロの見解として、「最上階や角部屋は直射日光の影響があるので断熱を。また1階は地面からの影響に注意です」とアドバイスされていました。
Pinterestで見つけたアイアン×ガラスの回転扉を導入。黒くすれば木でも見た目は同じようにみえて素材感・質感が全然違うと満足されているようです。
また浴室は、ユニットバスでなくタイル張りのカスタムメイドに。
梁がある場合、ユニットバスが収まらない、あるいは一回り小さいサイズに妥協しなければならないこともありますが、タイル張りなら大丈夫。
タイル張りは壁に一旦防水工事をしたり壁を立ち上げたりする必要があり、ユニットバスに比べると予算が50万〜100万円はアップしますが、間取りの柔軟性や仕上がりの素晴らしさはユニットバスでは到底得られないもの。一日を振り返るためのリラクゼーション空間に拘り、内心にオシャレするのも必要なことだと思いますよ!