コラム
リノベーションで実現した、十人十色の「理想の住まい」を写真でご紹介する連載「リノベGraph」。
会社員として働きながら、休日には自宅で料理教室や予約制の食事会を開く「てとてと」というユニットとして活動しているご夫妻。活動の舞台として、中古マンションをリノベーションして、広々としたキッチンを中心とした住まいをつくり上げました。
広いLDKに、大きくてオープンなキッチンがゆったりと鎮座しています。
長方形の空間を活かし、長手方向に玄関から庭までが一直線に抜けていて、約3分の2がLDK。残りの約3分の1を壁で仕切り、個室や水まわりを収めています。
壁のなかには、寝室、ウォークインクローゼット、将来の子ども部屋、パントリー、浴室、洗面、トイレがあります。壁のなかにプライベートな空間やバックヤードをまとめて、LDKはゲストを迎える場として徹底しました。
引っ越して1年余りで、食事会はすでに60回以上開催。家に合わせて、ご夫婦のユニット「てとてと」の活動も発展しています。この家はオフラインのホームページのようなもの。空間の雰囲気などから、おふたりの自己紹介のツールにもなっています。将来的には家をギャラリーにして、展覧会などの企画もやってみたいとお考えだそうです。
事例提供=リビタ
記事=石川唯
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