コラム
リノベーションで実現した、十人十色の「理想の住まい」を写真でご紹介する連載「リノベGraph」。
お施主様は、ご夫婦と1歳のお子様の3人家族。子育てに適した築38年になる中古マンションの一階のお部屋を購入し、古くなった設備面の更新に加えて、自分たちの好きなデザインを住まいに取り入れたい、という思いからリノベーションをご依頼いただきました。
既存の間取りは4LDKと、3人家族には持て余す部屋数。そこで、生活の中心となるリビングをより広く、豊かに変えるプランをご提案しました。リノベーション後は、家の中心にあるキッチンを軸に、LDKや水周り、寝室や玄関をスムーズに“回遊できる”生活動線に。
ご夫婦は雑誌やネットでたくさんのリノベ実例をご覧になり、好きな部材や仕様をピックアップ。それをもとに、「洗練された格好いいイメージ」で空間づくりを行いました。なかでもLDKの象徴的な存在が、キッチンです。以前はセミオープンタイプでしたが、周囲の壁を取り壊して新しくオープンタイプキッチンを製作しました。
住まいのあちこちに「素敵なもの」を散りばめた、回遊できる家。それはまるで、夢を乗せて回転する「carrousel(=メリー・ゴーラウンド)」のようです。
事例提供=空間社
記事=中山宇宴 編集=山本道子
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