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TOTO・DAIKEN・YKK AP 東京コラボレーションショールーム[TOTO編]

コラム

くらしの諸問題を再確認! TOTO・DAIKEN・YKK AP 東京コラボレーションショールーム

TOTO・DAIKEN・YKK AP 東京コラボレーションショールームは、3社の実際の商品を使いトータルにコーディネートされた空間展示があり、リノベーション後のイメージが掴みやすいのが魅力です。

それだけでなく、商品の使い勝手を様々な条件で試せる工夫が随所に施されており、まるで科学博物館のようにさまざまな学びがある、楽しい施設です。

では、各ブランドのショールームを順に巡っていきましょう!

家事をラクに、くらしを豊かに。[TOTO]

御案内いただいたのは、TOTO(株)東京センターショールームアドバイザー蓮沼さん

リフォーム・リノベーションといえば、水回りは大きな課題です。そこをまるごと面倒みるのがTOTOです。

100年の歴史を持つトイレや洗面のイメージが強いブランドですが、実はキッチンでも38年の歴史があるんです。


リニューアルしたばかりのショールームでご注目いただきたいのは、「ザ・クラッソ」。このモデルでTOTOキッチンの最先端を体験していただきたいとおもいます。


まずは自己主張を抑えた「ノイズレスデザイン」と半透明の柄が透ける「クリスタルカウンター」が人気です。クリスタルカウンターは耐熱性があり、飛行機の主翼にも用いられているエポキシ樹脂でキズが付きにくく美しさを保てます。

そしてTOTOのキッチンは何より使い勝手と掃除のしやすさが特長です。


TOTOの代名詞ともなった「きれい除菌水」は、洗剤や薬品を使わずに水を電気分解した水。シンクだけでなく、網かごのヌメリ、まな板・包丁やふきんの除菌・分解・消臭ができます。しかもしばらく経つと普通の水に戻りますから地球にも優しいんです。なお、除菌水カートリッジは10年に一度の交換でOKです。


「スクエアすべり台シンク」は野菜くず等もきれいに流れつつ、ワイングラスを置いても倒れない3°の傾斜にこだわりました。ちなみに洗面化粧台のボウルの傾斜は4°です(当該機種:オクターブ、エスクアLS、Fシリーズ)。これらは、掃除の手間を少しでも減らしたいと考え抜かれたもの。

また、トイレのタンク内金具に始まり学校・病院・公共施設とあらゆる水栓金具を作ってきた歴史があります。その整水・節水技術がキッチン水栓にも活かされているんですよ。


「タッチスイッチ水ほうき水栓LF」は、15年ぶりにモデルチェンジした浄水器混合水栓。どれにも似ない“オンリーワン”の商品です。シャワーは幅広なのですが水はねが少なく大きなお皿洗いもスピーディ。浄水器の取り換えの目安は1年、これくらいの頻度なら忘れることがなさそうですね。


調理で手が塞がっている場合など、ハンドル以外で水栓を操作できるのはとても便利ですよ。


他の製品ではセンサーで動作する自動水栓もありますが、TOTOでは自分でタッチすることによる操作にこだわっています。プッシュ式にして、腕でも操作できす。

また、足で操作する「つま先らく押し水栓スイッチ」のご用意もあります。 「蹴る」方式の他、素足で操作する場合やお掃除ロボットがあるご家庭には「踏み込み式」も選択できます。


カウンターの高さは80センチ、85センチ、90センチを比べていただけます。このあたりは実際に立ってみないと分かりませんからね。背の高い方、あるいは男性でもキッチンに立つ方が増えていますから。人気のIHでは五徳がない分、高めの90センチをオススメしてご採用頂くケースもあります。


食器洗い乾燥機ではフロントオープンが人気。お客さまやお孫さんが遊びに来ても対応できる大容量が魅力です。リンナイさまとTOTOのコラボによるオンリーワン商品で、シンクにそのまま運べる通いかごも便利です。


リノベーション後のお住まいをより感じられる「キッチンスタジオ」もあります。いまは、家族で料理を楽しめたり、会話できたり、できあがった料理を一時置きして、お子様がお手伝いできる対面キッチンの間取りが人気です。

賃貸マンションにお住まいの方などは、いまお使いのキッチンで何が課題なのか気づきにくいことも。その整理をしていただくのにいい機会になるんです。


いまのシステムキッチンは十分な収納が確保できることもあり、壁面には吊り戸棚でなくオープンシェルフを設けるリノベーション事例が人気です。お気に入りの小物をディスプレイするなど、どこにアクセントを持ってくかでインテリアの印象も変わることがおわかりいただけると思います。


このように、ご予約なしにぶらりとお越しいただいても、皆様で触れて楽しんでいただけます。キッチンスタジオでは週末にイベントを実施することも多く、実際に簡単な調理や片付けを体験頂く機会があります。

皆様にもっともっとTOTOキッチン ザ・クラッソを知っていただく機会を増やせたら、と考えているところです。(イベントはTOTO主催では年2回、その他はリフォーム業者様主催での開催となります)

取材=Fy7d・遠藤義人

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